長年のコンプレックスを、今、解消する

美しい歯と歯ならび

40歳から手に入れる 美しい歯と歯ならび

山崎潤子 著

四六判・並製

1350円 + 税

2021年8月24日 発売

内容紹介

心からにっこり笑えるように。
歯のトラブルや不安が消えるように。
30年後も、おいしく食べられるように。

この3つを提言に、歯列矯正や歯の手入れなど、40代以上の女性が知りたい「歯の情報」を網羅した本をつくりました。

ライターの山崎さんが48歳で歯列矯正を始めたと聞いたときは、「わ!」と驚きました。もともと歯並びにコンプレックスがあって、「いつか……」と思っていたところ、歯科医への取材を重ねて老後の健康には歯が超大事!と決断に至ったそう。

思えば私の周囲も、矯正やホワイトニングを始める人が増えてきた今日この頃。でも、興味がありつつも「いまさら……」とためらっている人も同じくらい多いようなのです。

そこで、「40歳から始める歯列矯正」をメインに、いま必要な歯の情報をまとめた本を企画しました。体験ベースで読みやすく、全編イラストレーターあわいさんの絵で説明しているので、専門的なこともほんわか楽しい気持ちで理解できます。
カバーはもちろん、本文の説明箇所に出てくる女の子が、みんなかわいいのです!

矯正や歯のケアという「ザ・実用」なのに、かわいくワクワクする本になったのは、あわいさん(イラスト)とオフィスキントン加藤さん(デザイン)のおかげ。

また、実際に大人になってから矯正やホワイトニングを経験した方に取材し、体験記としてまとめました。それぞれに矯正の種類ややり方、予算が違っていて、参考になります。

本書の校了時に、山崎さんに改めて質問しました。

「矯正や歯のケアをして、よかったことってなんですか?」。

山崎さんからは、たくさんの答えが返ってきましたが、いちばん印象的だったのが、

「……私ごときが言うのもなんですが、矯正って40歳をすぎて下り坂になる見た目を劇的に上昇させられるなーと実感しました。品のいい女性、そして品のいいおばあちゃんを目指せるというか。
歯をきれいに維持することで、未来の自分を好きになれるというか。ポジティブな効果があるんですよね」

という言葉でした。

美容と健康、そして、心のポジティブさを得られる「歯のケア」のことを、もっともっと知っていただきたいなと思っています。

●目次

第1章 矯正で歯並びを整える

歯列矯正を40代で始めた理由 
「顔の下半分」が美人をつくる 
「いまさら」ではなく、「いまこそ」歯を直す 
年をとっても矯正はできる? 

体験記①「歯がダメになったら、老後は楽しくない!」老後のための矯正

3種類の歯列矯正 自分に合ったものは? 
歯列矯正お金の話 結局いくらかかったのか 
2年という時間をどうとらえるか

体験記② マウスピース矯正で後戻りと噛み合わせを改善!

自分の願望と目的を整理してみる
後悔しない歯医者の選び方
歯を抜くか、抜かないかの問題

体験記③ 30歳からの抜歯矯正、笑顔に自信が持てるようになった! 

暮らしのなかの歯列矯正
矯正にまつわるふたつのリスク
歯は、こんなにも動く
噛み合わせの悪さで、顔や体がゆがんでくる? 

体験記④ カラーモジュールで楽しい矯正ライフ 

装置がはずれたら始まるリテーナー生活
装置がはずれた日のよろこび

第2章 日々のお手入れ

40歳から、日々のケアを変える
将来、歯を失わないために
基本の歯磨きをおさらいしよう
ぜったいに使ってほしいデンタルフロス
毎日のルーティンケアと週末のスペシャルケア
歯磨き粉選びで変わってくること

よい歯ブラシは、実力がこんなに違う
半年に一度、歯科でメンテナンス
私の「歯科選び」失敗談
大人の虫歯、ぜったいに防ぎたい
「まさか自分も?」気になる口臭の防ぎ方
歯の履歴書をつくってみる

第3章 白い歯になりたい

顔の印象は「歯の色」で変わる
白い歯を保つ生活習慣
銀歯を白い歯に変えたい
芸能人の歯の白さの正体
オフィスかホームか ホワイトニングのあれこれ

体験記⑤ 「気になる黄色っぽい歯をなんとかしたい!」ホワイトニング実践レポート

第4章 老後の準備

死ぬまでおいしく食べたい
「歯」を失ったとき
「歯の健康」が全身に影響する
「歯の終活」を始めました
70代の美人は、歯がきれい 

おわりに

著者プロフィール

山崎潤子

ライター。48歳にして「いまやらないと10年後に後悔する!」と歯列矯正をはじめる。矯正の目的は「美容4割、健康2割、老後の準備4割」。著書に『10キロやせて永久キープするダイエット』(文響社)など。