毎日忙しいけど、
体にいいごはんが食べたい!

ほぼ365日グルテンフリー献立日記

ほぼ365日グルテンフリー献立日記

たかせさと美 著

2000円 + 税

2024年12月1日 発売

内容紹介

日々の献立の大ヒント!

「グルテンフリーを毎日続けるのは大変そう。たかせさんの毎日のごはん教えて!」。
編集者のリクエストで始まったごはんの記録を1冊にまとめました。
20字、30字、50字といった短い文章で綴られた気ままなレシピ日記です。
たとえば、ある日の献立はこんな感じ↓

まぐろ納豆
まぐろの刺身にしょうゆをなじませる。納豆にしょうゆ、小ねぎを入れて混ぜる。納豆にまぐろをのせて、わさびを添える。焼きのりで巻いて食べる。

いわしの梅煮
いわしは頭をとり、少しの米酢、酒、みりん、梅干し、しょうがとともに鍋に入れ、弱火で静かに煮る。

とろとろたまご(みそ豆乳マヨ)
みそと豆乳をよく混ぜ、オリーブオイルを加えて乳化させる。好みのかたさにゆでた半熟たまごにかける。

中華スープ
鍋に水、乾燥わかめ、小ねぎを入れて煮立てる。しょうゆとみりんで味を調えてひと煮し、いりごまを加える。

メモ
昨日のまぐろを漬けにして、納豆とのりで巻いて食べる。いわしといっしょに煮た梅干しがいい味でごはんが進む。

毎日忙しいけど、体にいいごはんが食べたい人へ

料理人の著者は、グルテンフリー(小麦除去)の食生活で体調が改善したことをきっかけに、薬膳食、漢方、アーユルヴェーダ、メディカルハーブなど、体と食事の関係についての学びを深めました。体の声を聞き、体が欲するものを食べること。そして、旬の食材をとることの大切さを説き、みずからも実践しています。

と言っても、むずかしいことはなく、おいしそうな食材と出合い、シンプルに調理するだけ。この献立日記を読んで少し真似するだけで、毎日の食事作りが自然に体にいいものになるはずです。

今日の日付あたりを開いてみると、旬の食材がわかる!

料理人のお買い物

コラムでは、食べることが大好きな著者こだわりの逸品を紹介しています。地元のお豆腐屋さんの油揚げ、無農薬野菜の宅配セット、熟成豆板醤、マヌカハニーとスキンケア用品など、バラエティに富んでいる品々ですが、単なる「物」の紹介ではなく、その作り手のストーリーがしっかり伝わってくるのが、たかせさんならでは。

著者おすすめ食材と作り手のストーリー。

デザイン:櫻井久、中川あゆみ(櫻井事務所)

著者プロフィール

たかせさと美
料理人・食育活動家。
調理師専門学校で基礎を学んだ後、外資系ホテル、個人オーナー店、ナチュラルフレンチ店等で研鑽を積む。自身の体調不良の経験からグルテンフリーのレシピ研究に取り組み、薬膳食の学びを深める。「食で人を助ける」ことにみずからの使命を見出し、グルテンフリーのケータリング「kizagisu」を主宰しているほか、食育料理教室を開講し、全国の子どもに食文化を伝えている。著書に『新しい体を作る料理』『グルテンフリーのひと皿ごはん』(すみれ書房)がある。趣味は食をめぐる旅。世界各国・日本各地に赴き、土地の人と話し、土地の人が食べている物を食べ、土地の食材で料理することが大きな喜び。

HP:https://kizagisu.com/